2023/09/20 09:06


こんにちは。秋は段々と日が短くなり、家族で過ごす時間が増える季節です。この機会に、子供と一緒に新しい家庭の習慣を始めてみてはいかがでしょうか。特におすすめなのが、子供にお小遣い帳を始めさせることです。お金の使い方や管理能力を学ぶことができ、親子でお金について話し合うきっかけにもなります。 
今回は、子供のお小遣い帳の始め方についてお話しします。


子供がお小遣い帳を始めるメリット


子供にお小遣い帳を始めさせると、どんなメリットがあるのでしょうか?お小遣い帳をつけることで、子供は以下のようなことができるようになります。

・お金の使い方を学ぶことができる
子供が自分のお小遣いを自由に使えるようになると、自分が何にお金を使ったか、どれくらい残っているか、どれくらい貯めたいかなどを考えるようになります。
例えば、子供が欲しいものがあっても、どれくらいの価格なのか、それを買うとお小遣いが足りなくなるということを気づくと、そのものの価値や必要性を見極める力がつきます。また、貯金や予算の設定などもお小遣い帳を通して学ぶことができます。

・お金の管理能力が身につく
お小遣い帳をつけることで、子供は自分のお金を管理する習慣が身につきます。お金の管理能力は大人になっても必要なスキルです。
例えば、子供が将来的にアルバイトを始めたり働き始めたり、クレジットカードや電子マネーを使ったりするときにも、自分の収入や支出を把握しておくことが大切です。子供のうちからお小遣い帳をつけていれば、その基礎ができています。

・親子でお金について話し合うきっかけになる
お小遣い帳をつけることで、親子でお金についてコミュニケーションする機会が増えます。例えば、親は子供にお小遣いの渡し方や決め方、使い方や貯め方などについてアドバイスしたり、教えたりすることができます。
また、子供は親に自分のお小遣い帳を見せたり、自分の欲しいものの対象や目標について話したりすることができます。そうすることで、親子の信頼関係や理解度が深まります。


子供におすすめのお小遣いの書き方


それでは、子供にお小遣い帳を始めさせるにはどうすればいいのでしょうか?おすすめの書き方は以下の通りです。

・子供に合ったテンプレートを選択する
お小遣い帳はシンプルで簡単なものから詳細で複雑なものまでさまざまな種類があります。子供の年齢や性格、目的や興味に合わせてテンプレートを選ぶことが大切です。
例えば、幼児や低学年向けのテンプレートでは、絵やシールなどを使って楽しく記録できるように工夫されています。高学年や中学生向けのテンプレートでは、収入や支出だけでなく、貯金や予算なども記録できるようになっています。
また、インターネット上には様々な無料のテンプレートが提供されていますので、それらを活用することで、より効果的にお小遣い帳を管理することが可能です。

・子供自身に書かせる
お小遣い帳は子供自身が書くことが重要です。親が代わりに書いたり、強制したりすると、子供はお小遣い帳に興味を失ったり、続かないことが起きる可能性があります。
子供には自分のお金を自分で管理するという意識を持たせることが目的です。親は子供に書き方を教えたり、励ましたり、褒めたりすることでサポートしてあげましょう。

・定期的に見直す
お小遣い帳は書くだけでなく、見直すことも大切です。子供は自分のお小遣い帳を見て、自分のお金の使い方や貯め方について振り返ることができます。
例えば、子供が目標に向かって頑張っているか、無駄遣いをしていないか、予算内に収まっているかなどを確認することができます。また、親も子供のお小遣い帳を見て、子供のお金に対する考え方や感覚について理解することができます。


まとめ

子供にお小遣い帳を始めさせると、お金の使い方や管理能力を学ぶことができます。また、親子でお金について話し合うきっかけにもなります。子供に合ったテンプレートを選んで、子供自身に書かせて、定期的に見直すことがおすすめです。
小学生低学年向けの手帳『ぼうけんてちょう』には「おこづかいちょう」のページがあります。

他にも良い習慣の定着や親子のコミュニケーションの円滑化、自分で考える力を身に付けるための掲載内容があります。興味のある方は下記のリンクからご覧ください。